地域差への対応が課題に 地域包括ケアの深化・推進を介護保険部会が議論(8月25日)
社会保障審議会の介護保険部会(菊池馨実部会長)は8月25日、地域包括ケアシステムのさらなる深化・推進について議論した。
75歳以上人口については、今後都市部では急増する一方、すでに高齢化が進んでいる地方では緩やかに伸びることが指摘されており、地域差への対応について多くの意見が出された。
特養の入所申込者でみると、依然待機者が多い地域がある一方で空床が出ている地域もある。女子栄養大学の津下一代委員は、「在宅ケアの限界点を上げることも必要だが、限界点を超えた場合に、受け皿とし