診療報酬本体改定率で日医の松本会長「財務省の主張を押し返すことができた」(2023年12月17日)
日本医師会の松本吉郎会長(写真)は12月17日、都内で開催された日本地域包括ケア学会で挨拶し、令和6年度医療・介護・障害福祉サービス等報酬のトリプル改定について見解を示した。【社会保険旬報編集部】
15日に決定した令和6年度診療報酬改定の改定率については、「本体プラス0.88%となったが、関係者の方々には大変お世話になって、なんとか財務省の主張をかなり押し返すことができたことは良かったと思う」と評価した。
介護報酬改定や障害福祉サービス改定の改定率もほぼ政府の方針が固まったことに触れ、トリプル改定については「20日ぐらいには正式に決定されると思う。今回の改定を踏まえ、日医としては医療・介護・障害福祉サービスのさらなる充実のために働きかけていきたい」と述べた。