高額レセプト、最高はゾルゲンスマ使用で月額1億7816万円(2024年10月3日)
健保連は10月3日に会見を開き、令和5年度高額医療交付金交付事業における高額レセプト上位を発表した。
令和5年度(令和5年1月16日から令和6年1月15日)において同事業に申請されたレセプトのうち、1か月の 医療費が1,000万円以上の件数は、前年度より364件増加(対前年度比約20%増)の2,56件で過去最多。
医療費の高額化の最大の要因に薬剤費の高額化をあげた。
令和2年に保険収載された「ゾルゲンスマ点滴静注」は脊髄性筋萎縮症(2歳未満)に用いる薬で薬価は 約1億6708万円。高額レセプトの上位14位までが脊髄性筋萎縮症にゾルゲンスマを用いたもので、月額1位は1億7816万円、14位は1億6751万円。
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