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1000万円以上高額レセプトは1517件で過去最多(9月21日)

健保連は9月21日、令和3年度高額レセプト上位の概要を公表した。

令和3年度(令和3年1月16日~令和4年1月15日)に申請された医療費のうち、1か月の医療費が1000万円以上の件数は、前年度より152件増の1517件で過去最多となった。近年保険収載された高額医薬品の影響が大きいことを要因にあげた。

月額医療費上位100件のうち、脊髄性筋萎縮症(SMA)治療薬「ゾルゲンスマ点滴靜注」(1患者当たり約1億6708万円)によるものが7件、白血病等治療薬「キムリア点滴靜注」(同約3265万円)が48件、同「ブレヤンジ靜注」(同約3265万円)が1件で、3剤の使用によるものが半数以上を占めた。

上位100件を疾患別にみると、がんが49件(前年度比25件増)で最多となり、循環器系疾患が22件(同16件減)、血液疾患3件(同7件減)、先天性疾患1件(同1件増)、その他25件(同3件減)となった

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