脊髄性筋萎縮症のゾルゲンスマを1億6708万円で保険収載(5月13日)
中医協は13日、脊髄性筋萎縮症に効能・効果があるゾルゲンスマの保険適用を了承した。薬価は1患者あたり1億6708万円で、過去最高となった。収載希望者はノバルティスファーマ。
昨年5月に承認された米国では2億8千万円近い価格がついている。日本では、スピンラザ(1日薬価が949万円)を比較薬とし、各種加算を上乗せして価格算定を行った。
ゾルゲンスマだと、1回の静脈投与で済むという。対象は2歳未満であり、今年度の患者数は25人、販売額は42億円にとどまると予測されている。保険収載予定日は5月20日。