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医療部会がかかりつけ医機能報告で議論(2024年6月7日)

社会保障審議会・医療部会は7日、かかりつけ医機能の制度整備をめぐり議論を行った。かかりつけ医機能の報告案をめぐり、意見が分かれた。

かかりつけ医機能報告で求める1号機能は「継続的な医療を要する者に対する発生頻度が高い疾患に係る診療その他の日常的な診療を総合的かつ継続的に行う機能」を確認するもので、1号機能が「可」でないと2号機能を報告することができない。1号機能がかかりつけ医機能を備える医療機関の最低条件になってしまうため、医療部会でも「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」と同様に、1号機能が議論になった。

1号機能に機能の可否などを求める案1~3がある。

案1は不眠や発熱、頭痛など「頻度の高い症状」35項目のうち必修の20項目以上に対する一次診療を行える。案2は①機能の院内掲示②研修修了者または総合診療専門医がいる③17の診療領域ごとの一次診療の対応可能の有無等④17の診療領域ごとの患者からの相談の対応可能の有無等。案3は、①「具体的な機能」「報告事項」を院内掲示②かかりつけ医機能に関する研修修了者の有無等。

全日本病院協会の神野正博委員は、案1は医師として「当たり前」と述べ、研修を必須とすることにも反対し、案3を念頭にできるだけ多くの医療機関が機能報告に参加できる仕組みを求めた。医療団体の委員からは同様の意見が相次いだ。一方で、今回のかかりつけ医機能の制度整備の目的の一つが、「国民・患者がそのニーズに応じて医療機能情報提供制度等を活用して、かかりつけ医機能を有する医療機関を選択して利用できる」ことであることを踏まえ、保険者団体や患者団体の委員は、案1を軸に検討すべきと主張した。

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