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日医の会員数は2000人以上増加 松本会長「引き続き組織強化に努める」(2024年1月10日)

日本医師会はこのほど、令和5年12月1日時点における会員数調査の結果を公表した。勤務医と研修医の増加によって会員数は前年同期より2000人以上増え、過去最高となった。【社会保険旬報編集部】

会員数は17万5933人で、前年同期と比べ2172人増加。昨年8月に初めて17万5000人を超え、その後も増えている。

会員の内訳は、病院や診療所の開設者、管理者らが該当する「A①会員」が8万2294人(前年度比▲432人)と減少した。一方、勤務医の会員数は8万5473人(前年度比+1416人)、研修医の会員数は8166人(前年度比+1188人)と大幅に増えている。

1月10日の会見で松本吉郎会長(写真)は会員数調査の結果について、「令和5年度から実施した医学部卒後5年目までの会費減免のほか、本部の常勤役員による都道府県医師会役員への訪問などさまざまな取組みを行い、各地区医師会が協力してくれた結果、この1年間で2000人以上の会員が増えた。これは20年ぶりのことだ。多くの先生方と、より良い医療を実現していくため、引き続き組織強化に努めていきたい」と述べた。


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