見出し画像

東京単一健保が総会、6年度予算編成は143億円の赤字(2024年4月12日)

東京単一健康保険組合運営協議会(石坂博会長)は12日、都内で定期総会を開き、令和6年度の事業計画案と収支予算案を承認した。6年度の予算編成では、会員組合の約86%が赤字で、経常収支差引額は約143億円の赤字となることが報告された。

挨拶で石坂会長(写真)は、6年度の予算編成について「会員71組合のうち、赤字組合は61組合で前年度予算と比較して11組合増えた。71組合の経常収支差は、差し引き143億円の赤字となった。健保組合の財政状況は年々厳しさを増している」と述べた。

同協議会の総務部会は、6年度の予算編成の傾向について「保険料収入は昨年より増加しているが、支出面でも納付金や医療費の増加から保険給付費が上昇しており、赤字組合の増加に繋がった。引き続き厳しい組合運営状況が伺える結果となった」と説明した。

関連記事


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

社会保険研究所ブックストアでは、診療報酬、介護保険、年金の実務に役立つ本を発売しています。