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厚労省がケアマネジメント検討会を設置 ケアマネジャーの業務範囲の整理などめざす(2024年3月28日)

厚労省は3月28日の社会保障審議会介護保険部会(持ち回り開催)に、「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」を設置することを報告した。4月から介護支援専門員(ケアマネジャー)の業務範囲などについて議論を開始し、秋ごろに中間整理をまとめる。令和7年度以降、介護保険部会での制度改正議論へ反映させる方針。

検討会の設置は、昨年12月に介護保険部会がまとめた「介護保険制度の見直しに関する意見」を踏まえたもの。同意見では「ケアマネジメントの質の向上および人材確保の観点から、第9期介護保険事業計画期間を通じて、包括的な方策を検討する必要がある」と提言している。

検討事項は、◇ケアマネジャーの業務範囲の整理◇主任ケアマネジャーの役割の明確化◇ケアマネ試験のあり方◇法定研修のあり方◇AI・ICTなどの活用◇ケアマネジメントの質の向上・評価―をあげている。

メンバーは日本介護支援専門員協会の柴口里則会長、日本医師会の江澤和彦常任理事、埼玉県立大の田中滋理事長ら13名。

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