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#医師
LIFEへの提出頻度を最低3月に1回へ統一、高齢者虐待防止未実施は基本報酬を減算――第232回介護給付費分科会(2023年11月27日)〈後編〉
【1】認知症への対応力強化、【2】感染症への対応力強化、【3】業務継続に向けた取組の強化等、【4】LIFE、【5】口腔・栄養、【6】その他(高齢者虐待の防止、送迎)の6つが議題となった11月27日に第232回介護給付費分科会について、第234回介護給付費分科会(12月4日)の記事からさかのぼり、2回に分けて紹介。 この記事では後編として【4】から【6】を掲載する。 【4】LIFEフィードバックを充実、訪問系サービス等への関連加算対象拡大は見送る【4】LIFEでは、「入力項
「貸与・販売の選択制」などは給付費分科会の議論へ――福祉用具貸与・販売種目のあり方検討会が取りまとめ(2023年10月30日)
厚生労働省は10月30日、第9回介護保険制度における福祉用具貸与・販売種目のあり方検討会を開催した。 検討会ではこれまでの検討を踏まえた「介護保険制度における福祉用具貸与・販売種目のあり方検討会 対応の方向性に関する取りまとめ(案)」が示され、議論により挙げられた構成員からの意見等を踏まえ、取りまとめは座長に一任された。 この取りまとめについては今後、社会保障審議会介護給付費分科会に報告され、議論される。 モニタリング実施時期については福祉用具貸与事業所等の運営基準改正
通所介護・入浴介助加算に研修要件を追加、療養通所介護では短期利用を新設か――第229回介護給付費分科会(2023年10月26日)<その1>
厚生労働省は10月26日、第229回社会保障審議会介護給付費分科会を開催した。 令和6年度介護報酬改定に向けた検討として、厚生労働省からは前回同様、ここまでの議論等を踏まえた具体的な「論点」と「対応案」が示された。 今回対象となったサービスは、通所サービスおよび短期入所サービス。 具体的には、次の分類に基づき対応案などについて議論された。 本記事では【1】【2】の通所介護に関連した内容について掲載する。 【1】個別機能訓練加算について人員配置を柔軟化し評価を適正化、