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年金時代(無料版)

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年金・雇用労働関連のニュースや連載記事を掲載している無料マガジンです。
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#ライフプラン

マニュアルシートを使って相談・説明を効率よく、効果的に!

令和6年度版「年金マニュアルシート」「障害年金マニュアルシート」「遺族年金マニュアルシート」(社会保険研究所から令和6年3月発売)は、年金業務に携わる実務者の方が、これから年金を受給する方に対して、制度や年金の受け取り方、請求手続などを効率よく、効果的に説明するためのシートです。限られた時間でお客様がお求めになっている疑問や不安に確実にお応えするためのツールとして、お使いください。 年金マニュアルシート目次(年金マニュアルシートの掲載内容) 1   何年加入したら受けられる

国の年金の支給開始年齢と繰上げ・繰下げ受給【試し読み公開中】

『今日から始める!ライフプラン』(社会保険研究所刊/A4判・本文80頁)はライフプラン作りのノウハウが詰まったテキストとして、また退職準備に必須の年金や雇用保険、健康保険等社会保険の給付・手続きがわかる手引書として、セミナーを主催する公的機関や企業の担当者、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーの皆さまにご採用いただき、ライフプランの最初の一歩を踏み出す皆さまにご好評をいただいています。 感謝をこめて、『今日から始める!ライフプラン』令和5年度版から、「国の年金の支給開始

「老後資金2,000万円問題」から考えるライフプランの重要性と企業年金の価値

「老後資金2,000万円問題」とは 将来への備えとして、老後にいくら準備しておくと安心でしょうか。この質問を聞いて「2,000万円」という金額を思い浮かべる人も多いでしょう。 老後資金として2,000万円の備えが必要、と騒がれた、いわゆる「老後資金2,000万円問題」は、2019年6月に公表された金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」の一部の内容がマスコミに取り上げられたことによるものでした。2017年度の家計調査報告によると、高齢夫婦

#10~12|社労士と考える 令和時代のライフプラン ~セカンドステージの安心のために

こちらは2020年10月6日~12月1日に「Web年金時代」に掲載した記事です #10  保障についての考え方「勧められるがままに入った保険」をあらためて点検しよう 冒頭からいきなりですが、クイズです! 「一般的に人生の3大資金と呼ばれるのは、住宅資金、教育資金、老後資金ですが、では、4番目に来るのは何でしょう?」 それは、意外かも知れませんが保障にかけるお金です。1ヵ月当たりの保険料や掛金の負担額はあまり大きくなくても、それが1年、5年、10年、20年…と積み上がっ

#7~9|社労士と考える 令和時代のライフプラン ~セカンドステージの安心のために~

こちらは2020年10月6日~12月1日に「Web年金時代」に掲載した記事です #7 家計の情報管理自助努力はどれだけ準備できているか まず、これまでの振り返りになりますが、<図表1>をご覧ください。このコラムでは、「生涯収支を見える化」するために、65歳から平均余命までに(かかるお金)から、(公的年金と退職金等)を差し引いて、自助努力の必要額をザックリと把握する方法をご案内してきました。その結果、必要額が計算できたとして、今回は、すでに自助努力がどれだけ準備できているか

#4~6|社労士と考える 令和時代のライフプラン ~セカンドステージの安心のために~

こちらは2020年7月7日~9月1日に「Web年金時代」に掲載した記事です #4 退職金・企業年金制度の現状一筋縄ではいかない「退職一時金」の確認 毎回おなじみとなった<図表1>「生涯収支の見える化シート」ですが、右側の(使えるお金)で、私が退職金と自助努力の金額をまとめてひとつの枠で表しているのには、理由があります。 実は、大手企業でのセカンドライフセミナーでは多くの場合、退職金・企業年金等がいくら見込めるのか、あらかじめ人事部や企業年金基金から参加者の個別情報が提供

#2|社労士と考える 令和時代のライフプラン ~セカンドステージの安心のために~

(こちらは2020年5月12日に「Web年金時代」に掲載したものです) 生涯収支:「かかるお金」の考え方生涯収支の見える化 今回から、65歳から平均余命までの収支をとらえるために、「かかるお金」と「使えるお金」をザックリと把握する方法を見ていきます。 <図表1>について、この左右がトントンか、「使えるお金」のほうが多いようならひと安心ですが、「かかるお金」のほうが多い場合はなんらかの対策が必要になります。このバランスは、自助努力がどのくらい用意できるのかによっても大きく

#3 |社労士と考える 令和時代のライフプラン ~セカンドステージの安心のために~

(こちらは2020年6月2日に「Web年金時代」に掲載したものです。) 生涯収支:「使えるお金」の考え方生涯収支のバランスに大きく影響する公的年金 今回は、<図表1>右側の「使えるお金」を見ていきます。 この図を見ると、公的年金がどのくらい見込めるかにより、「使えるお金」の総額、さらには左右のバランスが大きく変わってくることがわかります。 「ねんきんネット」を利用しない手はない ここで、読者の皆さまは、日本年金機構から毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」の記載内容を確

#1| 社労士と考える 令和時代のライフプラン ~セカンドステージの安心のために~

(こちらは2020年4月7日に「Web年金時代」に掲載したものです) ライフプランの必要性と考え方自己責任でライフプランに向き合うことが必要な時代 はじめまして! 社会保険労務士、そしてファイナンシャルプランナーの小野田と申します。 昨年は金融庁の報告書をめぐる「老後資金2,000万円不足問題」が社会に大きな衝撃を与えました。また、現在国会では、人生100年時代を見据え、国がめざす生涯現役社会の実現に向けて、70歳までの就業機会提供の努力義務化、年金制度改正をはじめ、さ

時々刻々|#1 「2,000万円不足問題」を自分のライフプランを考えるきっかけに!

ちょっと、時間が経ってしまいましたが、最近、年金まわりで注目を集めた話題と言えば、「2,000万円不足問題」でしょうか。 金融庁の金融審議会市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」(令和元年6月3日)において、「夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職の世帯では毎月の不足額の平均は約5万円であり、まだ20~30年の人生があるとすれば、不足額の総額は単純計算で1,300万円~2,000万円になる」と書かれていたことが、ひとり歩きしてしまい、「2,00

【年金時代】連載記事の目次です。

年金、雇用・労働、子育て支援などの制度の内容や改正情報について、社会保険労務士や大学教授をはじめとする専門家、有識者が解説しています。 年金年金制度改正の議論を読み解く (有料記事) 法律で読み解く年金制度 (有料記事) 三宅社労士の年金実務セミナー (有料記事) 実務サポート 年金手続update (有料記事) わたしのねんきんエピソード (有料記事) もっと知りたい! わたしのねんきん (有料記事) 年金・税金 わたしの相談事例 公開します (有料記事)

💡 社労士と考える 令和時代のライフプラン  ~セカンドステージの安心のために~  【記事一覧】

     小野田 理恵子(おのだ りえこ) /小野田社労士・FPオフィス 代表 【Web年金時代掲載記事・2020年】