30年度の医師臨床研修制度の結果を公表(10月18日)
厚労省は10月18日、平成30年度の医師臨床研修制度のマッチング結果を公表した。研修希望者9816人のうち、内定者は9202人で、93.7%となった。
マッチングとは、臨床研修を受ける医学生と臨床研修病院の組み合わせを行う仕組み。
大都市部のある6都府県を除く道県の内定者数は、5381人で過去最大となった。ただ、割合は58.5%で昨年度の58.9%より下がった。
臨床研修制度では、大都市部への医師偏在を避ける調整を行っており、厚労省は来年度の研修開始までに確定する地域別の研修医数を注視する考えだ。