埼玉県年金委員会は5月28日、さいたま市民会館おおみや「レイボックホール」7階小ホールにおいて、令和6年度埼玉県年金委員会総会を開催した。埼玉県年金委員会所属の埼玉県地域型年金委員が参集。「令和5年度事業報告及び事業決算報告」「令和6年度事業計画及び事業予算」が議題とされ、了承された。
冒頭、村重嘉文会長が、年金委員の活動をより一層推進させるため、挨拶に代えてメッセージ(下記参照)を発信。村重会長は、「年金の役割は国民生活を支える国家プロジェクトとして重要度を高めている。一方年金制度の持続可能性を高める改正の検討が始まり、関心も高まりつつある。年金委員活動としては、これら両面について理解と認識を深め、誇り高く活動を進化させていく。そのためには、日本年金機構の指導を受けながら連携を深め、進めていくことが重要なことだ」と述べた。
*地域型年金委員会は旧社会保険庁や日本年金機構の出身者などにより自主的に設立された任意団体で、現在、埼玉県のほか千葉県、神奈川県、福島県などで組織化されている。一方、日本年金機構は、年金事務所における地域型年金委員への支援を通じて、地域型年金委員の組織的活動を活性化するため、平成29年度に各年金事務所単位で設置していた地域型年金委員連絡会を、都道府県単位の都道府県地域型年金委員連絡会と年金事務所ごとの地区連絡会に再構築。都道府県および地区連絡会において、年金委員に対して、年金制度の研修や年金の届出・手続きに関する情報提供を行っている。