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研修医によるコロナワクチン接種を研修に含める(5月13日)

厚労省は5月13日、「臨床研修を受けている医師による新型コロナウイルスワクチン接種について」を事務連絡した。政府は7月末までに、希望する高齢者に対する2回の新型コロナのワクチン接種を各地方自治体が終えることを目指している。

臨床研修医が、内科、地域医療等の必修分野の研修などの一環としてワクチン接種を実施できることを明確化することにより、ワクチン接種を行う医療従事者の確保を図る方策の一つとする。

臨床研修で必修である内科と地域医療等での研修、選択研修である保健・医療行政等の中に、ワクチン接種が含まれることを明確化した。研修医がワクチン接種を行うことにより、当初予定していた研修内容を実質的に変更することになったとしても、研修プログラムの変更を行う必要はないとしている。このため、プログラム責任者に対して、ワクチン接種に従事した研修医が研修分野の到達目標を達成したかの判断について、配慮することを求めた。

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