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認知症の人の「注文をまちがえる料理店」を省内で開催(3月4日)

注文をとり、配膳するスタッフがすべて認知症の人である「注文をまちがえる料理店」が3月4~5日の両日、厚労省内のレストランで開かれた。4日には根本匠厚生労働大臣や自民党の小泉進次郎厚生労働部会長などが来店した。

「一般社団法人注文をまちがえる料理店」(和田行男理事長)が実施。同法人は、介護やマスコミ、飲食など様々な業界で働くメンバーで構成されている。

今回は、56歳から91歳までの総計22名の認知症の人が参加。主催者の和田理事長は、2020年のパラリンピックの折にも開催することに意欲を示した。

「注文をまちがえる料理店」ではときどきオーダーや配膳を間違えてしまうことがある。こうした間違いに社会が寛容になることが「認知症になっても安心して暮らせる社会」につながるという理念のもと、2017年9月にクラウドファンディングで第1回イベントが開催され、同様の取り組みが国内外の各地で広がっている。  

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