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モデルナワクチンの一部に異物混入で接種見合わせへ(8月26日)

厚労省は26日、モデルナ社の新型コロナウイルスワクチンの一部のロットで異物混入が指摘されたことから、当該ロットの使用を見合わせると発表した。

対象のロット番号は、「3004667」、「3004734」、「3004956」で、計約163万回接種分にのぼる。これまでに、対象ロットについて安全性上の懸念に関する報告はないとした。 モデルナワクチンの国内流通を手掛ける武田薬品工業によると、特定のロットについて未使用のバイアル内に異物があるという複数の接種会場からの報告があり、モデルナ社が緊急調査を実施している。

使用見合わせによる代替品の供給には、厚労省と武田薬品工業が連携して対応し、ワクチン接種への影響を最小限にするよう努めるとした。 接種したワクチンのロット番号は接種済証で確認できる。ワクチンの接種後、普段と変わったことがあった場合は、医師に相談するよう求めた。

また、対象以外のロットは、異常等がないか目視で確認したうえ、異常が認められた場合には使用しないことを徹底するよう求めた。

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