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第116回医師国試 9222名が合格し合格率は91.7%(3月16日)

厚労省は3月16日、第116回医師国家試験の合格者を発表した。

医師国試の受験者数は1万61人、合格者は9222人となった。合格率は91.7%で、前回の91.4%から0.3ポイント増加した。新卒者に限ると、受験者は9232人、合格者は8774人で、合格率は95.0%となった。

男女別に見ると、男性の受験者数は6732人、合格者数は6112人で、合格率は90.8%。女性の受験者数は3329人、合格者は3110人で、合格率は93.4%だった。

前回は男性90.4%、女性93.4%であり、男性に比べて女性の合格率が高い傾向が続いている。

大学別では、自治医科大学は合格率100%で受験者全員が合格した。

  合格率は新卒が高く、卒業後の年数が経過するにつれ低くなる傾向にある。今回も同様に、既卒者の合格率は、既卒1年目が70.7%、既卒2年目が46.6%、既卒3年目が33.3%、既卒4年目が15.2%となった。

これまでの合格率は、第115回(2021年)が91.4%、第114回(2020年)が92.1%、第113回(2019年)が89.0%、第112回(2018年)が90.1%、第111回(2017年)が88.7%と、90%前後で推移している。

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