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社保審会長に遠藤久夫氏が再び就任(1月30日)

社会保障審議会は1月30日、委員の互選により新会長に遠藤久夫・学習院大学教授を選出した。

児童部会の廃止と小児慢性特定疾病対策部会の新設を了承した。

遠藤氏は2019年1月に社保審会長に就任。2021年1月に会長は田中滋氏に代わったが、今年、再び遠藤氏が会長に就いた。

遠藤会長は、「改めて、重責に身が引き締まる思いだ」と述べた。

遠藤久夫氏(社会保険旬報No2881掲載インタビュー記事より)

社保審は、令和5年4月付でこども家庭庁が創設されることに伴い、社会保障審議会児童部会を廃止することを了承した。

こども家庭庁に設置されるこども家庭審議会に、厚労省と内閣府のこども関係審議会の機能が移管される。

ただ、これまで児童部会で議論してきた、小児慢性特定疾病対策に関する施策は、今後も厚労省で難病対策と一体的に進める。そのため、社会保障審議会の下に、新たに「小児慢性特定疾病対策部会」を設置することを決めた。 


社会保険旬報』では2023年2月1日号より2回連続で遠藤久夫氏の特別インタビューを掲載します。ぜひご一読ください。

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