厚労省の国立高度専門医療研究センターの今後の在り方検討会は９月20日、国立高度専門医療研究センター（ＮＣ）の研究開発における役割について協議した。厚労省は、研究開発に関するたたき台に追加する項目を示した。

６施設のＮＣが保有するビッグデータ、バイオバンク、患者レジストリ（疾患登録システム）を連結・活用して、新しいイノベーションを生み出すことを求めた。ＮＣが研究とともに病院機能を併せ持つ強みを生かし、横断的なデータを活用した臨床と研究の両面への取り組みを提案した。