四病協で専門医機構の専門医研修で様々な意見(3月27日)
四病院団体協議会は3月27日、総合部会を開いた。日本専門医機構が認定した専門医研修のサブスペシャルティ23領域の4月からの連動研修が見送られたことについて、様々な意見が出た。
終了後の会見で全日本病院協会の猪口雄二会長は、「機構認定の専門医は基本診療領域だけにすべきとの意見や、専門医制度のあり方自体をもう一度議論し直すべきとの意見があった」と述べた。ただ、四病協としての意見は集約していない。
医師の働き方改革の厚労省検討会のとりまとめが3月28日に行われることについては、「現段階の報告書案で強く、ここを変えてほしいという意見はない」と述べつつ、来年度以降、医療界に様々な取り組みが求められることに対し、配慮が必要との認識を示した。