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令和元年の国民医療費は2.3%増の44兆3895億円(11月9日)

厚労省は11月9日、令和元年度の国民医療費を発表した。総額は44兆3895億円(前年度比2.3%増加)、1人当たり国民医療費は35万1800円(同2.5%増加)となった。いずれも3年連続の増加で、過去最高を更新した。

国民医療費の国内総生産(GDP)に占める比率は7.93%(前年度7.79%)、国民所得(NI)に占める比率は11.06%(同10.79%)。

資料:令和元(2019)年度 国民医療費の概況

財源別では、保険料は21兆9426億円で全体の約半数を占め、公費が16兆9807億円で4割弱となった。保険料のうち、事業主は9兆4594億円、被保険者は12兆4832億円。公費のうち、国庫は11兆2963億円で4分の1を占め、地方は5兆6844億円となった。

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