オンライン資格確認での情報共有コストは医療保険部会で今後議論(6月19日)
社会保障審議会医療保険部会は6月19日、新型コロナウイルス感染症への医療保険上の対応と健康・医療・介護情報利活用検討会の議論について厚労省から報告を受け、意見交換した。
オンライン資格確認システムを利用した医療情報の利活用の仕組みのコスト負担は、今後、医療保険部会で議論していくことが確認された。
夏に予定されていた全世代型社会保障検討会議の最終報告が年末に先送りされたことを受けて、今後、医療保険部会は医療保険制度改革の見直しについて年末に向けて議論していく。今後の議論のスケジュールは次回、示される予定だ。
協会けんぽの安藤伸樹委員は、「医療保険制度改革に残された時間はほとんどないので、全世代型社会保障検討会議を待つことなく、医療保険部会では粛々と議論を進めるべき」と述べた。