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中医協が生活習慣病の外来医療を議論(2017年3月29日)

中医協は2017年3月29日の総会で、次期診療報酬改定に向けて外来医療について議論した。生活習慣病の医学管理や重症化予防の取組みをテーマとした。 

外来患者における生活習慣病の割合は約2割で、医療費は約4兆円。適切な治療を行い、行動変容に結びつければ、重症化予防につなげることができる。 体制として「かかりつけ医と専門医療機関等との連携の推進」、「かかりつけ医を中心とした多職種との連携による効果的な医学管理等の推進」、「医療機関と保険者・自治体等の予防事業との情報共有の推進」を論点とした。

ただ日本医師会の中川俊男委員は、「診療報酬の守備範囲を超えているものが含まれている気がする。次期改定も十分な財源は期待できないなかで、やることを広げるよりも絞るべきではないか」と主張した。

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