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厚労省の2040年社会保障改革本部がとりまとめ(5月29日)

根本匠厚生労働大臣を本部長とする「2040年を展望した社会保障・働き方改革本部」は5月29日、とりまとめを行い、「健康寿命延伸プラン」「医療・福祉サービス改革プラン」「就職氷河期世代活躍支援プラン」を決定した。

高齢化の進展とともに現役世代の人口減少が課題となるなか、総就業者数を増やすとともに、より人手をかけずに医療・福祉の現場を回していくために、具体的な目標と施策を決定した。

健康寿命については、2040年までに男女とも3年以上延伸し、75歳以上とすることを目指す。医療・福祉のサービス改革を行い生産性の向上を図り、2040年の医療・福祉分野の単位時間サービス提供量は5%(医師は7%)以上改善させることを目指す。

根本大臣は「本日の取りまとめを踏まえ、夏の骨太の方針、未来投資戦略に必要な政策を盛りこむとともに、今後の制度改正や概算要求等による具体化を図りたいと思う。社会保障の持続可能性を確保するために、給付と負担の見直しについても引き続き検討を進めていきたい」と述べた。

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