若年性認知症の有病者数は3.57万人
厚労省はこのほど、若年性認知症実態調査結果の概要を公表した。若年性認知症の有病者数の推計人数は全国で3.57万人(18~64歳人口10万人あたり50.9人)であることを示した。日本医療研究開発機構認知症研究開発事業の「若年性認知症の有病率・生活実態把握と多元的データ共有システムの開発」によるもの。
2009年3月に公表された前回推計では、有病者数は3.78万人(18~64歳人口10万人当たり47.6人)とされており、有病者数は若干、減少する一方、有病率は増加している。これは、調査対象である18~64歳人口が減少しているためとしている。