全自病が中小病院の事務長にアンケート(6月20日)
全国自治体病院協議会の小熊豊会長は6月20日の総会後の会見で、中小病院の経営を考える事務プロジェクトチームによるアンケート調査結果を発表した。4月に867施設の正会員のうち、200床未満の453施設の事務長を対象に実施し、43.3%の196施設が回答した。
中小病院が抱える課題では、医師の確保対策が課題85.2%、やや課題10.7%と最も重大で、看護師の確保対策が課題55.1%、やや課題29.1%、事務部門の強化・スキルアップが課題37.8%、やや課題39.8%が続いた。
小熊会長は「事務職員は病院以外の部署とのローテーションがあり、専門性が育ちにくい。事務部門向けにハンドブックを作成している」とコメントした。