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中医協がかかりつけ薬剤師・薬局の評価を協議(12月18日)

中医協は12月18日の総会で、次期診療報酬改定に向けて調剤報酬によるかかりつけ薬剤師・薬局の評価を協議した。

薬剤服用歴管理指導料は6カ月以内の再度の来局において、引下げて同一の薬局の繰り返し利用を促している。同一薬局の利用を推進するため、再度の来局の期間を6カ月から短縮する。

内服薬の調剤料は、1日分の調剤5点から31日分以上の調剤86点まで投与日数によって変動するため、調剤料の見直しを図る。 喘息・慢性閉塞性肺疾患(COPD)で、医師の求めがあった場合や患者の申し出で医師に了解を得た場合、薬剤師によるデモ機での吸収薬の指導を評価する。

糖尿病治療薬のインスリンやスルホニル尿素(SU)剤が重症低血糖を起こすことがあり、医師の求めがあった場合や患者の申し出で医師に了解を得た場合、薬剤師が調剤後に電話によって服薬上の注意をあらためて指導することを評価する。  

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