公私病連が国民の健康会議を開催(10月17日)
全国公私病院連盟は10月17日、「元気で長生き」のテーマで国民の健康会議を開催した。
第1部「超高齢社会を迎えて」では、日本医学会の門田守人会長と公私病連の邉見公雄会長が講演した。
国民皆保険制度の継続について、邉見会長は「継続したいが、高額薬剤の登場や労働人口の減少で難しい。費用対効果評価によるコスト削減か軽医療の自費診療化の2つの手段があるが、自費診療では受診率の低下につながる可能性がある」と述べた。
門田会長は「まず重複投薬や残薬、ドクターショッピングによる重複検査といった無駄な部分を節約しなければならない」と発言した。