令和2年の出生数は約84万人で過去最少を更新(6月4日)
厚労省は6月4日、令和2年の人口動態統計月報年計を公表した。
令和2年の出生数は84万832人で過去最少を更新した。出生率は1.34で前年より0.02ポイント低下した。出生数と出生率は5年連続で減少している。
婚姻件数は52万5490組で、前年より7万3517件も減少し、戦後最少となった。平均初婚年齢は夫31.0歳、妻29.4歳で、夫妻とも前年より低下している。離婚件数は19万3251組で、前年より1万5245組減少した。
死亡数は137万2648人で11年ぶりに減少した。新型コロナの感染予防対策の影響か、肺炎など呼吸器系疾患による死亡者が減少している。