脳卒中・心臓病の診療提供体制検討会が報告書(6月29日)
厚労省の脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る診療提供体制の在り方に関する検討会は6月29日、報告書をまとめた。
脳卒中と心血管疾患に分けて、急性期から回復期、維持期の医療提供体制が目指す姿を描いた。
それぞれの医療提供体制で「専門的治療を包括的に行う施設」と「専門的医療を行う施設」を位置づけ、24時間体制の地域ネットワークを構築すべきとした。
「専門的治療を包括的に行う施設」は外科的治療を含む高度な医療の提供を想定し、「専門的医療を行う施設」では、脳卒中であればt‐PA療法、心血管疾患であればPCI(冠動脈インターベンション治療)などについて均てん化させる体制の整備を目指す。