国保・後期のデータヘルス計画策定の手引き見直しへ(9月12日)
厚労省は12日、「データヘルス計画(国保・後期)の在り方に関する検討会」の初会合を開いた。
令和6年度から第3期データヘルス計画が開始されることを踏まえ、国保と後期高齢者医療のデータヘルス計画の策定の手引きの見直しに向けて議論する。座長は浜松医科大学の尾島俊之教授。
第3期データヘルス計画(令和6年度~令和11年度)策定の手引きでは、平成2年度から開始されている「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」の内容を踏まえた内容が記載されていないため、一体的実施の記載の追加が必要になってくる。
また、厚労省は見直しの論点として次の項目等を示した。
関係機関との連携のあり方
都道府県による市町村への支援
保健事業におけるアウトカム評価や見える化の推進
デジタル化やDXへの対応
検討会は来年3月に手引きの改訂版をまとめる予定。それを踏まえて令和5年4月から市町村等においてデータヘルス計画を策定する。