令和3年度介護報酬改定検証・研究の調査項目を議論(3月12日)
厚労省は3月12日、社会保障審議会介護給付費分科会の介護報酬改定検証・研究委員会に、介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査について、令和2年度調査の報告と、令和3年度調査の進め方および実施内容を示した。
令和2年度調査の項目は、「介護保険制度におけるサービスの質の評価に関する調査研究事業」など5本。調査結果は委員会で了承された。今後、分科会にも報告される。
令和3年度改定の審議報告で示された今後の課題については、令和3年度、4年度、5年度に調査を実施し、令和6年度改定に向けて効果検証及び調査研究を行う。
令和3年度調査の項目は◇介護医療院におけるサービス提供実態等に関する調査研究事業◇LIFE を活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所における LIFE の活用可能性の検証に関する調査研究事業◇文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減に関する調査研究事業◇福祉用具貸与価格の適正化に関する調査研究事業―の4本で概ね了承された。調査票は委員会や分科会での議論を経て、決定する。9月頃に調査実施の予定。