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医道審議会が医学生の臨床実習充実に向け法改正提案(5月13日)

厚労省は5月13日、医道審議会医師分科会がまとめた医師養成に関する報告書を発表した。報告書のタイトルは「シームレスな医師養成に向けた共用試験の公的化といわゆるStudent Doctor の法的位置づけについて」。報告書は、医学生が受ける共用試験を公的な仕組みとすることや、臨床実習を行う医学生を法的に位置付けることを提案している。提案の実現には、医師法の改正が必要になる。  

臨床実習を行う医学生の質を共用試験で担保し、臨床実習において医学生が医行為を行うことは違法ではないことを明確にすることで、医学部卒業前の臨床実習を充実させるのがねらい。厚労省は報告書を踏まえ、医師法改正に向けて取り組む。

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