新型コロナの感染拡大で中川会長「秋の我慢の3連休で」(11月18日)
日本医師会の中川俊男会長は11月18日の会見で、新型コロナウイルス感染症の感染者が全国的に拡大していることから、国民に対して「コロナに慣れないで、コロナを甘く見ないでいただきたい。今週末は秋の我慢の3連休で過ごしてほしい」と述べ、11月21日~23日の連休期間での自粛を呼びかけた。
政府のGoToキャンペーンについては「エビデンスは取りにくいが、(感染拡大の)一つのきっかけになったのは間違いない」と指摘する一方、「ただ、政府の方針の変更を求めることは有効ではない」と述べた。
その上で、「感染対策と社会の経済活動を両立させることが重要だ。我々は、安全な感染予防対策が結果的に一番の経済対策につながると考えている」と強調した。
東京都の感染者が過去最高の493人になったことについては「一つは検査数が多いことから増加している。一番の心配は第1波、第2波のときの若年者主体とは違って、中高年者の感染者の割合が増えてきていることである」と述べた。