謎の新興国アゼルバイジャンから|#45 全世代型社会保障とは――政策に取り組む後輩たちに贈る言葉(下)
みなさんこんにちは。
今回は前回の続き、「全世代型社会保障」の下です。
その前に近況報告。
2月18日、アゼルバイジャン第2の都市ギャンジャ(GANJA)で「第4回日本大使杯柔道大会」が開催されました。
8歳から15歳まで、男子5階級、女子2階級で少年少女柔道選手が競う大会です。
以前お話ししたように、アゼルバイジャンは格闘技が盛んで、柔道も非常に人気のスポーツです。中でもギャンジャは柔道が盛んで、これまでアゼルバイジャンチャンピオンやヨーロッパチャンピオンを何人も輩出しています。
会場は、4年前に日本の援助(草の根無償援助)で改修したスポーツセンター。
出場した選手たちの水準はなかなかのものでした。
それでは本論に入ります。
今回は、「2040年の社会保障の将来見通し」から読み取れる、社会保障の各論の課題について考えます。
もう一度、分野別の社会保障給付の対GDP比の見通しを見てみましょう。
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