生活保護の高齢者単身世帯が80万世帯超える(12月5日)
厚労省は12月5日、生活保護の被保護者調査(平成30年9月分概数)を公表した。保護停止中を含まない被保護世帯数は162万7387世帯で、前年同月よりも6273世帯減少した(▲0.4%)。
世帯別類型でみると、高齢者の単身世帯のみが1万7104世帯(2.2%)増加し80万3315世帯と、前月に引き続き80万世帯を超えた。高齢者の単身世帯が被保護世帯数に占める割合は49.4%。
高齢者の単身世帯数が最高だったのは、8月分の80万4千世帯。生活保護を受給する世帯の総数は減少傾向だが、そのうち高齢者の単身世帯数は増加傾向が続いている。