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地域型年金委員会(埼玉県・浦和)が地域コミュニティーのイベントに参加 年金広報・年金相談を実施

 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが、これまでの新型インフルエンザ等感染症(2類相当)から、5月8日より5類感染症となり、今夏大会は花火や盆踊りなどの地域のイベントも各地で復活しています。
 埼玉県年金委員会では、地域コミュニティー(東部浦和地区元気アップネットワーク)に加盟していますが、8月27日、同地域コミュニティーが主催する「みんなの健康フェア」に参加し、年金相談や年金広報チラシを配布するなどして、年金制度の地域への浸透を図りました。
 年金委員活動の課題は、年金の知識を広く地域の中に浸透させ、地域の年金レベルを引き上げ、同時に地域の人たちに年金のもつ有効性を再認識してもらうことと考えています。こうした考えに基づき、8月27日の「みんなの健康フェア」に参加したときの活動内容について報告します。

〇日時:令和5年8月27日㈰10時~
〇場所:浦和区駒場体育館
〇主催:浦和東部地区元気アップネットワーク
〇共催:浦和スポーツ振興会、駒場体育館、埼玉県年金委員会、NPO親子体操連盟等
〇イベント目標:「市内で一番健康なまちをめざして」

みんなの健康フェアには若い家族連れが目立つ。

【全体状況】
 残暑の日ざしが照りつける中で、屋内・屋外で各種スポーツイベントや年金・健康等の相談・体力測定等を展開。今回は、盆踊り大会・ボッチャ・車いすバスケ・テニス(屋外)など幅広い種目が取り入れられました。参加者は、若い家族・世帯が中心ですが、障害のある方の参加もあり、地域の一体感が出たイベントとなっており、約400名ほどの参加がありました。

当日、配付のチラシもみんなで準備。

【活動状況】
○私たちの当日のミッションは、「地域年金展開事業」として地域住民がもつ年金の課題に対応するため地域コミュニティーの中で、効果的に役割を果たすことです。
○年金広報チラシ(「産前産後期間の国民年金保険料が免除されます!」「ねんきんネット」「『わたしと年金』エッセイ募集」)と令和5年10月26日開催埼玉県年金委員会主催のセミナー募集チラシ「人生100年時代のシニアライフセミナー」、さらに国民年金基金のPRグッズを袋詰めにして、説明しながら約100件配布しました。
○年金相談は、チラシ配布時の立ち相談を含め7件実施しました。相談内容としては次のとおりです。
・「遺族年金」…受給中の遺族年金の給付明細書の記載内容、遺族年金の額の算定など
・「老齢年金」…厚生年金と共済年金との支給開始年齢の違い、離婚分割の年金額など
・「保険料」…大学生の保険料負担と学生納付特例制度など
○参加した年金委員は8名でした。

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