再生医療等製品キムリアの薬価は3349万円(5月15日)
中医協は5月15日の総会で、再生医療等製品のヒト細胞加工製品キムリア点滴静注(1患者当たり)(成分名チサゲンレクルユーセル、会社名ノバルティスファーマ)の22日付の薬価収載を了承した。
薬価は、1患者当たり3349万3407円で、過去最高となった。ノバルティスによる市場規模予測は、ピーク時の発売後8年度に投与患者数216人で72億円。
国価格は、2017年8月に世界で初めて承認された米国で4833万2714円であり、イギリス4117万2千円、ドイツ4120万円で、国内の薬価は外国価格よりも低い。
効能・効果は、再発または難治性のCD19陽性のB細胞性急性リンパ芽球白血病、再発または難治性のCD19陽性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫。