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7対1と10対1の間に2つの段階的評価を導入(1月10日)

中医協は10日の総会で、次期診療報酬改定で体系を大きく見直す入院基本料について、現行の7対1と10対1の水準の間に、2つの段階的評価を設けること了承した。

10対1の看護必要度加算1~3を含めると、7段階になる。7対1から一気に10対1になると大きく収入が減る問題があり、段階を細かく設けることで7対1から移行しやすくする。名称は現行の7対1と10対1は「急性期一般入院料」、13対1、15対1は「地域一般入院料」となる見通し。

また、「重症度、医療・看護必要度」の見直しでは、B項目の「診療・療養上の指示が通じる」「危険行動」で該当しやすくするとともに、C項目の開腹手術の所定日数を5日から4日に変更する。「救急搬送後の入院」を「救急医療管理加算1」の算定対象とすることは見送った。見直しにより、基準に患者が該当する割合が3~4%ほど緩くなると考えられる。

これを踏まえ、支払側の委員は現行の該当患者基準25%を30%に厳格化し、見直しの影響を加えることで「34%にすべき」と主張した。

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