日病協が診療報酬改定の9月末の経過措置の延長を要望(7月17日)
日本病院団体協議会は17日に、代表者会議を開いた。9月30日までとなっている2020年度診療報酬改定の経過措置について、延長を厚労省に要望することを決めた。新型コロナの影響により病院経営が悪化し、感染症対策への対応も続けられている中で、配慮を求めた。
経過措置が9月30日までの項目として、「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の測定方法」や紹介状なしの病院受診時の定額負担の対象病院の拡大がある。これらは病院経営に直結するおそれがあり、会見で相澤議長(日本病院会会長)は、「思いやりのある対応を求める」と述べた。
また、第二次補正予算による医療機関に対する感染防止対策への支援を3月31日以前に遡って、受けられることも要望する。