厚労省がオンライン資格確認の「集中導入開始宣言」(7月9日)
厚労省は7月9日、医療機関と薬局に向けて、オンライン資格確認に関する説明会を開催し、「集中導入開始宣言」を発した。
厚労省の山下護医療介護連携政策課長は、「オンライン資格確認の本格稼働を10月から開始するとお伝えしてきたが、保険の加入者のデータの正確性が担保された。医療機関・薬局の皆さまには、安心してオンライン資格確認を使ってほしい」と述べ、10月を待たずに早期にオンライン資格確認を開始するよう呼びかけた。
医療機関がオンライン資格確認システムを利用すれば、資格過誤請求が減少し、患者の特定健診情報などを確認できるようになることなど、メリットを強調した。
支払基金の上田尚弘情報化企画部長は、「より多くのメリットを感じるためには、オンライン資格確認用の端末とレセプトコンピューターを連携してほしい」と述べた。