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医政局予算案を報告、25%増の約2428億円(1月17日)

厚労省は1月17日の社会保障審議会・医療部会で、平成31年度医政局予算案などを説明した。医政局予算案は、30年度補正予算を合わせると、対前年度比約489億円増の約2428億円。各局予算に厳しい査定が行われる中で、医政局が直面する課題に、財政当局が一定の理解を示し、25%増の予算額になったと報告した。

当面する課題としては、◇地域医療構想の推進◇医療分野の生産性向上と働き方改革◇医師偏在対策や救急・災害医療、医療の国際展開など医療提供体制の確保◇研究開発の項目がある。医療介護総合確保基金の医療分は100億円増の1034億円となった。

基金に対しては、委員から「(使用目的を厳格に定めるのではなく)使い勝手をよくしてほしい」との要望があった。

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