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働き方改革の勤務医情報発信作業部会が議論のまとめ案を了承(2月25日)

厚労省の「勤務医に対する情報発信に関する作業部会」は2月25日、議論のまとめ案を大筋で了承した。

同日の意見を反映させた上で、年度内に公表し、「医師の働き方改革の推進に関する検討会」に報告する。

医師の働き方改革が2024年度から実施されるなかで、当事者である勤務医が多忙ゆえに情報が届きにくい状況があり、効果的な情報発信・周知の方策を検討するために作業部会が設置された。

議論のまとめは、「情報発信の内容」「情報発信手法・媒体」「医療機関内での行動変容を促す方策」に分けて整理した。

「情報内容の発信」では、「基礎編」と「詳細編」の2段階で解説コンテンツを作成するとした。「情報発信手法・媒体」では、医療機関内で積極的に情報発信に取り組むための周知用素材を作成することが重要とし、具体例を示した。「医療機関内での行動変容を促す方策」では、医療機関内の立場の異なる勤務医などが参加する意見交換会が効果的であることを示した。

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