「全国的に第6波に突入」日医中川会長(1月6日)
日本医師会の中川俊男会長は1月6日の会見で、新型コロナウイルス感染症の現況について、「第6波に突入した」とした上で、危機感を持って対応する姿勢を示した。
中川会長は、「オミクロン株は1月5日までに36都道府県計1480人の感染が確認され、新型コロナウイルス感染症は全国的に第6波に突入したと考えている。想定を超える爆発的な感染拡大が起こると必然的に重症者数が増加し、医療機関は対応しきれなくなる。日本医師会も危機感を持って政府の方針に全面的に協力する」と述べた。
経口薬については、「医療提供体制の負担軽減につながることは間違いない。経口薬をより多くの患者に提供できるよう確保の幅を広げてほしい」との期待感を示した。