介護保険事業計画の基本指針案示す 自立支援、介護予防・重度化防止の推進を強調(6月21日)
厚労省は6月21日の社会保障審議会・介護保険部会に、介護保険事業(支援)計画策定の基本指針案を示した。
基本指針案は6月2日に公布された改正介護保険法や昨年12月の同部会の意見書を踏まえ、全面的に改正する。
総論部分では、「自立支援、介護予防・重度化防止の推進」を強調。「介護に取り組む家族等への支援の充実」「高齢者虐待の防止等」「介護保険制度の立案及び運用に関するPDCAサイクルの推進」の項目が新設された。
平成30年度以降、介護保険事業(支援)計画と医療計画の作成・見直しのサイクルが一致することを指摘。地域医療構想も踏まえ、医療・介護の計画の整合性確保の重要性を強調している。