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全自病会員病院は収入増も高額薬剤の影響(3月14日)

全国自治体病院協議会は3月14日の会見で、平成30年度診療報酬改定影響率の調査結果(第2報)を発表した。会員病院の改定の影響を調査するため、経過措置終了後の30年10月の診療実績を調べた。

30年度改定は、診療報酬本体が+0.55%、薬価・材料価格を含む全体で▲1.19%だったが、会員病院の総収入に与えた影響は+1.02~1.07%だった。収入増には、薬価の高い外来化学療法や抗がん剤などの高額薬剤の影響があり、収支改善を意味するものでないと分析した。  

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