175件の医療技術を新たに保険適用の方向(1月19日)
中医協の診療報酬基本問題小委員会は1月19日、医療技術評価分科会から報告された令和4年度診療報酬改定の医療技術の評価を了承した。医療技術の評価は同日の総会に報告された。
分科会の評価対象となった技術は733件で、175件を「診療報酬で対応する優先度が高い技術」と評価した。新規技術が77件、既存技術が98件。このうち、「学会等から分科会に提案のあった技術」が170件、「先進医療として実施されている技術」が5件、両者に該当する技術が5件となっている。
優先度が高い技術として、具体的には例えば、「人工知能技術を用いた画像診断補助に関する加算(単純・コンピュータ断層撮影)」、「胃悪性腫瘍手術(切除)(ロボット支援)」、「口腔不潔度測定」などがある。