中医協が消費税率10%対応の31年度改定で公聴会(1月30日)
中医協は1月30日、平成31年度診療報酬改定の公聴会を開催した。31年度改定は、消費税率が10%に上がることに伴い医療機関などに生じる消費税負担に対し、診療報酬に補てんを行う。
診療側と支払側、患者側10人が意見を述べ、補てんの基本的な考え方に対しては、概ね共通理解が得られた。
消費税率8%引上げ時の対応で補てん不足や大きなばらつきが生じため、精緻な対応が求められた。非課税である医療費に補てん分が含まれていることは国民に十分に知られておらず、周知し納得を得る努力が必要との意見も相次いだ。