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厚労省が「上手な医療のかかり方」トークセッションを開催(11月8日)

厚労省は11月8日、上手な医療のかかり方の啓発を目的とする「上手な医療のかかり方特別トークセッション」を開催した。

本プロジェクトは、病院・診療所にかかるすべての国民の皆様の健康を守るため、医師・医療従事者を守るために、国民一人ひとりが「上手な医療のかかり方」を知り、考え、行動することを目的としている。

冒頭、後藤茂之厚労大臣が挨拶し、「地域の医療提供体制と医師の健康そのものを守ることを両立していかなければならない。それには社会全体の取り組みが必要だ。フリーアクセスの制度のなかで医療のかかり方を少し工夫することで、こうした問題が解決の方向に向いていくのではないかと考える」と述べた。

  トークセッションでは、伊原和人・厚労省医政局長、賀藤均・国立成育医療研究センター病院長、上手な医療のかかり方大使を務めるアーティストのデーモン閣下、タレントの藤本美貴さんが参加し、かかりつけ医の重要性について呼びかけた。

  コロナ禍での受診控えや検診受診率の低下が続く状況で、がん検診の受診を促した。また、救急医療や時間外診療の対応のため医療機関は切迫しており、医師の働き方改革の観点から、気軽な相談ができるかかりつけ医をもつことを提唱。さらに、受診の必要性について判断がつかないような場合は、#8000(子ども医療電話相談)、#7119(救急安心センター)を利用して、すぐ受診すべきか翌日でよいか考えるよう促した。

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