新型コロナ交付金で最大額は慰労金の4133億円(2月2日)
厚労省は2日、令和2年度補正予算などで措置した新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金 (医療分)による医療機関等への都道府県別の交付実績(1月15日時点)を公表した。
様々な事業が実施されている中で、最も金額が大きかったのは「従事者慰労金交付事業」 の4133億円(17万5158件)、次いで「重点医療機関体制整備事業」の3603億円 (1196件)、「医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業」の1283億円(11万4304件)となっている。
「従事者慰労金交付事業」は新型コロナに対応している医療従事者などに最大20万円を支払う事業。「重点医療機関体制整備事業」では、新型コロナ対応の専門病棟を整備する医療機関への空床確保料などを交付。「医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業」では、新型コロナに対応した感染防止対策の費用を交付している。